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庄内豚ホルモンの歴史

戦後、庄内に豚肉を取り扱う鶴岡畜産公社が設立され、
庄内一円の飲食業者や一般家庭に豚肉が流通され始めました。
その流れの中で、豚の内臓を活用した焼き鳥(やきとん)を提供する飲食店が増え始めました。

その後、昭和41年(1966年)に庄内ミート株式会社が設立され、
庄内での豚ホルモンを取り扱う飲食店が増大し、
庄内の焼き鳥といえば、「やきとん」というスタイルが定着する事となりました。

それから15年後の昭和55年(1980年)には庄内ミート親和会が発足され、
現在は34店舗が加盟し、庄内における豚ホルモンの浸透と共に、
庄内ミート親和会は発展し続けています。

庄内豚ホルの歴史: 概要
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全国のやきとん事情

庄内の様にやきとん屋が集中している地域は全国にも存在します。

【北海道南部】

豚肉と玉ねぎを使用した串焼き、室蘭やきとりが有名です。

甘ダレに洋がらし、または煉りがらしで食べるのが一般的な食べ方です。※塩も可

部位は肩ロース、豚トロ(背中肉)、サガリ(横隔膜)などが基本となっています。

【埼玉県東松山市】
東松山市では「やきとり」=「やきとん」というのが常識です。
東松山焼鳥組合では、焼き鳥は豚のかしら肉を長ネギと共に串にさし、炭火で焼いて、
ニンニク唐辛子味噌ダレを塗って食べるのが東松山の焼き鳥であると言っています。

【九州】
九州といえば、とんこつラーメンが有名です。
となれば豚ホルモンの聖地と思われがちですが、実際のところそうではない様です、
豚バラは存在しますが、それ以外の部位を使った焼き鳥はメジャーではなく、
逆に鶏皮が有名で、店名の脇にとりかわと書かれている事が多いようです。

この様に全国的にやきとん屋が集中する地域はありますが、
決して多いとはいえません、極めて珍しいと言えるのではないでしょうか?

今となってはラーメンといえば山形県と言われる様になりましたが、
「やきとん」といえば、山形県庄内地方と言われる日も近いのでは!?

この珍しい食文化をこれからも全国に広めるため、
​庄内ミート親和会は邁進してまいります。

庄内豚ホルの歴史: 概要
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